楕円関節と鞍関節

楕円関節は楕円形の関節面が対応する型で、手首の橈骨手根関節が代表例です。屈伸と、手を親指側・小指側へ傾ける動きなど、代表的な二方向の動きができます。鞍関節では互いに鞍のような凹凸を持つ関節面が対応し、親指の大菱形骨と第1中手骨がつくる第1手根中手関節が代表例です。ここでも二方向の動きが組み合わさります。六つの主な形は、平面、球、蝶番、車軸、楕円、鞍です。形と代表方向を対応させても、個人の正確な角度や全ての動きが形の名前だけで決まるわけではありません。

楕円と鞍の関節面

楕円関節は楕円の骨面が対応し、屈伸と親指側・小指側への傾きがある。鞍関節は互いの鞍状の凹凸が対応し、二方向の動きが組み合わさる。
上段は楕円面と対応するくぼみを持つ橈骨手根関節の代表模型。下段は一方向に凹、直交方向に凸となる鞍状面の対応を持つ、親指の大菱形骨―第1中手骨の関節の拡大模型。細線は二つの代表回転軸の投影、矢印は運動の代表的な二方向で、個人の正確な可動域を決めない。