基底側から表面への更新

表皮の基底側にある基底層では、細胞分裂によって新しい細胞が生じます。新しく生じたケラチノサイトが表面側へ移りながら分化し、角化が進んで角層の細胞になり、やがて表面から脱落します。分化は細胞が特定の構造や働きを持つ方向へ変わること、脱落は表面の細胞が離れることです。増殖する場所、性質が変わる過程、外へ離れる出口を順に追います。最も外側の角層の細胞がそのまま分裂して、基底側へ戻る更新ではありません。

基底側の増殖から表面の脱落へ

上が表面側。核を持つ基底側の細胞が増殖し、新しい細胞が上へ進む。表面側では細胞が平たくなり、核を失った角層の細胞となる。表面から離れる細胞と上向きの矢印が脱落までの方向を示す。
新しいケラチノサイトは基底側で生じ、表面側へ進みながら分化・角化します。外側の角層では核を失った細胞が重なり、最後に表面から脱落します。