抗体を作る経路と、細胞へ作用する経路
活性化したB細胞から分化する形質細胞は、抗体を産生します。抗体が血液や組織液などで作用する経路は、液性免疫と呼ばれます。CD4陽性のヘルパーT細胞は、細胞間の接触やサイトカインなどで、B細胞やマクロファージなどの働きを調整します。CD8陽性の細胞傷害性T細胞は、認識した感染細胞などに直接作用する経路に関わります。Tc細胞とも呼ばれ、このような獲得免疫の働きは細胞性免疫です。自然免疫のNK細胞も変化した標的細胞の排除に関わりますが、T細胞受容体とMHCを使う認識と同じ経路ではありません。