カルシウムとビタミンKの関わり

カルシウムイオンCa²⁺は、凝固の複数の反応段階が進むことに関わります。一方、ビタミンKは、一部の凝固因子が正常に働ける形になるための準備に必要です。反応に関わるイオンと、一部の因子が機能するための準備を分けます。どちらもフィブリンの線維そのものを作る材料ではありません。また、全ての凝固因子がビタミンKだけから作られるという意味でもありません。

Ca²⁺とビタミンKの役割

上段はCa²⁺と反応段階を囲む枠、下段はビタミンKと一部因子の機能準備を囲む別枠。反応への関わりと準備を異なる区画で比較する。
Ca²⁺は凝固の複数の反応段階が進むことに関わり、ビタミンKは一部の凝固因子が正常に働ける形になる準備に必要。上段の二枠と矢印は反応段階の入口を示すだけで、特定の凝固因子を同定しない。どちらもフィブリン線維の材料ではなく、全ての因子がビタミンKだけから作られる関係でもない。