二つの電位記録を分ける
受容器電位の大きさと、一回の活動電位の峰は別の量である。同じ状態の一軸索で、刺激が強くなって受容器電位が大きくなっても、活動電位の峰は同程度になり得る。活動電位の頻度は単位時間当たりの回数であり、何回生じたかを記録して確かめる必要がある。また、受容器の電位変化は全て脱分極ではない。例えば眼の網膜には、光を受ける視細胞である桿体や錐体があり、光に反応すると過分極する。網膜は、眼の内側にある光を受ける細胞を含む組織である。光受容の詳細を覚える前にも、「刺激を受けたら必ず電位が上がる」とはしないことが大切である。