筋の張力は腱を通って骨へ届く

筋全体には筋細胞と、それらをつなぐ結合組織があります。腱は結合組織からなり、筋細胞を含む筋組織とは区別します。筋が生む張力は腱を通って骨へ伝わり、関節の位置関係に応じて運動や姿勢の保持に関わります。張力は引く力です。同じ筋が骨を反対向きへ押すことで、逆の動きをつくるわけではありません。靱帯の骨と骨をつなぐ支持と、筋から腱を通る力の経路を分けます。

筋・腱と骨・靱帯

骨格筋の筋腹は赤い紡錘状、端に細い腱が続き下側の骨へ付く。反対側に靱帯が上下の骨へ付き、筋からの力の経路とは分かれる。
二骨の関節周囲のつながりを位置模型で示す。赤い骨格筋の両端に結合組織性の腱が続き骨へつながる。別の帯は骨と骨をつなぐ靱帯。筋の張力の直線矢印は引く向きの例で、関節の運動弧ではない。特定筋の全起始停止を示す図ではなく、代表的な経路の模型。